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美容業界を取り巻く現状

美容サロン業界の半数を占める美容室

美容業や理容業、ネイルサロンにエステサロン、そしてリラクゼーションサロンなどを総称して美容サロン業界と呼んでおり、その売上高は3兆円以上にも上ります。
働いている人の数も83万人余りもいて、その約半分を占めているの美容業である美容室です。
美容室は出店が続いているため、毎年店舗数が増えていっています。
毎年過去最高の出店記録が更新されるほどで、生き残りのための競合が非常に激しいという実情があります。
それを如実に表しているのが年々の売上高の減少で、開店したものの3年の間に実に9割もの美容室が閉店してしまっています。
美容サロン業界では毎年1万店もの美容室が新規オープンするのですから、よほどの売りがなければ生き残れないと言っても過言ではありません。

美容室の年間出店数もかなりのもの

過去5年間の統計を見てみると、美容室だけでも年間に3,000店舗は増えています。
2016年には過去最高記録を更新し、コンビニエンスストアの14チェーン店を合わせた数よりも多くなりました。
その数はコンビニエンスストアの4倍にもなり、競争の激化に歯止めがかかることがありません。
美容室を求める需要やマーケットは縮小しているにもかかわらず、店舗だけが増えているという負のスパイラルに陥っているのが現在の美容室です。
売上高の減少は顧客の減少でもあり、施術料金の値下げも一因となっています。
別の調査によると1年のうちに開店した美容室の6割が閉店し、3年になると9割に増加するというデータもあります。
開店したものの、経営が立ち行かずに閉店する美容室も少なくないのです。

美容師数は増加傾向にある

2016年の時点で美容師免許を取得した人は、これまでの過去最高の人数となりました。
しかしその一方で辞めていく美容師も多く、年度によって多少異なるものの、新規で美容師免許を取得する人も減少傾向が見られます。
美容師が離職する割合は3年の間で7割ほどもあるとのデータがあり、美容室でアシスタントから一人前の美容師としてデビューできるまでの期間が、多くの場合入店してから3年となっています。
しかもデビューできる美容師の割合は6割で、この期間が美容師を続けていけるかどうかの分かれ道となりそうです。
店舗も美容師もその店と共にスタートしてからの3年間が、非常に重要であることがこれらのデータから窺い知ることができます。
美容師になる人は増えていても、就業する人は減っているのが美容室の現状です。

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