失敗その1、痛い
ワックス脱毛はワックスを塗ってから引き剥がすのですが、そのときに強い痛みを感じたことはないでしょうか。
ワックス脱毛は正確におこなえば痛みはほとんど無いのですが、やり方を間違えると痛みが出るようになります。
チェックすべきポイントは「引き剥がし方」です。
素人の方がワックス脱毛をおこなう場合、やや勢いをつけて剥がしてしまうことがよくあります。
ですが、勢いをつけてしまうと、毛根が残り毛先だけが引きちぎられるようになり、それが神経を刺激して痛みを感じるようになります。
プロのエステティシャンはそうしたことになることを考慮して、丁寧かつゆっくりと剥がしているため、痛みを感じることはあまりありません。
失敗その2、脱毛効果があまりない
「しっかりと体毛が取れると聞いていたのに、やってみたらあまり取れなかった」ということはないでしょうか。
あまり脱毛効果がでないというのも素人の失敗事例としてはよくあります。
この場合に注目すべきところは「ワックスの固さ」です。
ワックスを体毛にしっかりと絡ませることで脱毛が実現できるのですが、ワックスが固すぎてしまうと体毛にあまり絡まなくなり脱毛効果が低下してしまいます。
そのためワックスを柔らくする必要があるのですが、柔らかくしすぎてもまたいけません。
柔らかくしすぎると、今度はワックスが体からしたたり落ちてしまうようになるからです。
基本的には水飴の固さと同じぐらいにしてから脱毛をおこなうようにしましょう。
プロのエステティシャンもそれくらいの固さにしてから施術をおこなっています。
また、意外と見落としがちなポイントが「汚れがついている」ことです。
肌に皮脂や汚れがついていると、それがワックスの浸透を阻害して脱毛効果を低下させることがあります。
そのため脱毛をする場合はその箇所をキレイにしてからおこなうようにしてください。
失敗その3、ワックスの特性を考慮していない
ワックス脱毛に使用するワックスにはいろいろなタイプがあり、タイプによって特性が異なるのが特徴です。
例えば水性ワックスの場合は、柔らかくて扱いやすい反面、1センチ未満の体毛に対しては効果がないという性質を持っています。
これに対して油性ワックスは、5ミリまでの体毛を抜くことができるものの、固くてやや扱いにくいという性質があります。
そのため自身でワックス脱毛をしたい場合は、ワックスの特性と、脱毛したい箇所の特徴を理解した上で適切なワックスを使うようにしましょう。