どのようなきっかけが多いか
美容室が増えている昨今、美容室選びが大変難しくなっています。
新しく開店する美容室があれば、開店してまもなく閉店してしまう美容室も少なくありません。
とあるデータによると、開店して１年から３年以内に閉店する美容室も多く、それだけ競争が激しい業界であると言えます。
美容室も黙って待っていてはお客さんを獲得することができませんので、あの手この手でお客さんの争奪戦を繰り広げています。
通りすがりの人に声をかけたり、フリーペーパーに載せている美容室もよくあります。
あるいは駅前などで、カットモデルになりませんかと勧誘している美容室もみかけます。
その他にもすでに行きつけの美容室にしているお得意様に、新規のお客さんを紹介してもらうなどの依頼をしている美容室もあります。
そして紹介してくれたお客さんとその紹介で来てくれたお客さんに、美容室オリジナルのサービスなどを実施しています。
このように美容室を決めるきっかけとなるのは人によって様々ですが、実はどのきっかけを選ぶかによって施術の仕上がりに大きな差が出てくるのです。
リスクの高さと低さがある
すでに行きつけの美容室にしている人の紹介では、その人のヘアスタイルを見れば美容室の質がある程度把握できます。
そしてヘアスタイルを素敵だと思えるなら、ぜひその美容室を教えてもらましょう。
どの人がどこの美容室に行っているかは、意外と聞けそうで聞けないものです。
しかしすぐそばに美しい髪型をしている人がいるなら、自分に合う理想の美容室に出会うことができる絶好のチャンスです。
そして来店する前には、できれば美容師の名前も尋ねておきましょう。
なりたいヘアスタイルにしてくれる美容師にお願いしたくてやって来たと聞けば、美容師もいい気分になるに違いありません。
このように知人の紹介で美容室を選ぶのが、一番リスクの低い方法と言っていいでしょう。
その反対に最もおすすめできないのが、カットモデルとして施術をしてもらうことです。
多くの美容室ではカットモデルに施術を行うのは、まだ美容師としてデビューできていない美容師のため、美容師としての技術力が足りていません。
最後の仕上げは美容師がみてくれるとはいっても、切ってしまった髪は元には戻りませんので、カットをする時には修正が利くヘアスタイルにしておくのが無難です。
料金がかからないことを最優先するなら別ですが、カットモデルは最もリスクの高いきっかけと言えるでしょう。